ども、LBKです。
Jinx使わないから気づかなかったんだけど。
Jinxの髪の色って青なのね……
いや、Viの妹って説が濃厚って聞いてたんで、なんとなく勝手にViと同じピンク色だと思い込んでた。
そっかー、青かー、青かー、ピンクじゃないのかー。
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うらぶれた場所にはうらぶれた人間しか集まらない。
だれの言葉だったかは思い出せないが、彼女の知るかぎりそれは真実だった。
ふきだまりのような街のふりだまりのような酒場には、一見して流れ者とわかる風貌の男女がたむろしている。ある者はこれ見よがしにむきだしの刀剣をもてあそび、ある者は目深にかぶったフードの内側にそっと酒をながしこむ。
その場の楽しみ方は十人十色だったが、全員に共通していることがひとつだけあった。
それは他人に干渉しないこと。
陽気で気安い空気の裏側で、その一点のみに関しては、張りつめた切れやすい糸のような雰囲気がただよっていた。下手な好奇心は命をもうばうかもしれない。ここには脛に傷を持つ身も多い。
彼女が入り口の戸をひらいたとき、一種異様な出で立ちにもかかわらず、一瞬だけ全員の視線があつまり、まばたきする間もなく拡散していったのはそういうことだったろう。
彼女もまたホール全体をざっと見渡したあと、興味なさげに鼻を鳴らしてまっすぐにカウンターへむかった。彼女の場合は暗黙のルールをまもったというより、興味をひくものが本当になかったからだが。
安っぽいつくりの木製のイスに腰掛けようとして動きを止める。自分の腕と脆そうな背もたれを交互に見つめたあと、つま先をイスの脚にひっかけ器用にうしろへ引いた。行儀が悪いが、そうも言ってられない事情が彼女にはある。みしりと悲鳴をあげたのは、彼女の腰をうけとめたイスではなく、彼女の腕をうけとめたカウンターテーブルのほうだった。
この酒場の主人らしき禿頭のおやじが無言で酒杯をおいた。彼女の容貌を見てとるや、ひとかけらの動揺もあらわさずに、陶器製のちいさなグラスではなく木製のおおきなカップを差し出したのはさすがプロといったところだろう。
彼女はカップをひっつかむと一気にあおり、空になったそれをカウンターにもどした。テーブルがまたもや軋む。
これはさすがに営業妨害ととったのか、おやじがしずかに言う。
「お客さん、店のものを壊すのはルール違反だ。いくらこんなボロっちぃ店だとしてもな」
彼女は最初こそ眉をひそめたが、マスターの言い分ももっともと思い直したのか、肩をすくめてかるく片手をあげてみせた。
「悪かった。気をつけるよ」
彼女の声色はすこし錆びついた鉄を思わせた。
「ところで、人を捜しているんだけどね」
おかわりを注文しつつ身を乗りだす。声のトーンを落としたわけでもないので、ただのポーズなのだろう。
おやじは最後まで聞きおえる前に首を横にふっていた。ここではそういったことは御法度だと全身で拒絶している。
「やっかいごとには首をつっこまない。それが、こんなボロっちぃ店でもつづけていけるコツってやつでね。悪いがほかをあたってくれ」
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って、こないだ思いついたLoLの短編小説の出だしを週末に書いたんだけど、このあとJinxがピンク色の髪ってのを前提に物語が進むので、さっきJinxの髪が青色って気づいて頓挫したw
あー、なんか別の展開考えるか、最初からネタを練り直すかー。
LoLのファンアートとして日本人の方がイラストとか漫画描いてるのはよく見るけど、小説は見たことないんだよね。
参考にできるようなものがどっかにあればいいんだけど。
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